事業継承型M&Aによる施設の存続・事業再生

著者: ドリームホテル編集者

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地域貢献活動

事業継承型M&Aによる施設の存続・事業再生

信州には歴史ある魅力的な宿泊施設や飲食店が多くございますが、後継者不在・経営不振となり、残念ながら廃業の状況に陥っている施設や店舗がございます。
ドリームホテルでは、「信州をもっともっと活性化したい」想いの基、後継者不在・経営不振に陥った旅館ホテルや、飲食店の再生を主な事業として、事業継承や運営受託を行い企業再生を支援する活動を行いっています。

従業員はそのままに、元オーナー様も継続にて就労いただくなど、だれも取り残さない社会の実現をめざして活動を行っています。
また、国籍、ジェンダーにかかわらず、平等に優秀な社員を管理職に登用し、地域雇用や活躍できる人材を促進しています。

以下に、実際の事例をご紹介します。

昭和レトロの宿【長峰荘】

大規模な改修工事を行い、新しくリニューアルオープン!!

1971年に町営の保養所して「長峰荘」が開業しましたが、時代と共に人の足が遠退き赤字が続く中、廃止を検討されるようになります。
しかし、地元から存続の声が相次いだ為、安曇野市は廃止ではなく民間企業への譲渡へと方針を転換し、2019年当社に譲渡されることになります。
老朽化した施設を徐々に補修しながら営業を続けていましたが、コロナ禍を受け休業を決断します。

その間に更なるサービスの向上を目指して、大規模な改修を行い施設リニューアルを行っていきました。

ドリームホテルのノウハウを活用した、改善アプローチ

改善アプローチの一部をご紹介します。

■コンセプトの見直し

古き良きものはそのままに活かし、これまでにない新しい体験として、
「タイムトラベラーの湯屋 安曇野眺める荘」をコンセプトに、「昭和レトロ」をテーマにした内装に統一。
顧客体験も含め一貫性あるブランド体験をご提供しています。

■収益化に向けての改善

業務効率化による、販売管理費の削減をはじめ、
原価・水道光熱費・修繕費・保守契約見直しなど、コストの見直しと合わせた改善。
マーケットに合わせたレベニューマネージメントによる、各OTAでの売上を改善。
メディア戦略やWEBマーケティングによる集客施策など。
持続的な経営に向けて、徹底的に利益構造を構築していきました。

そして現在、信州活性化に向けて元気に営業しています。

リニューアル後は「タイムトラベラーの湯屋」として、幅広く多くの方にご宿泊いただき、
持続的な施設経営を続けています。

ドリームホテルはこれからも、地域の魅力や雇用を守りながら、信州を活性化していきます。

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